今回は、Javaの文字列について解説を書いていきたいと思います。
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私も読んで復習しましたが、とても分かりやすく纏まってました。
では早速、勉強していきましょう。
JavaをMacで動かす方法については、以下の記事で紹介していますので、まだJavaを動かせる状態でない方はこちらを先にご覧ください。
【エンジニア初級】IntelliJ IDEA CE + Java + MacbookでHello Worldを出す方法
Javaで文字列(String)の基本的な使い方を知ろう(前編)
- 文字列とは?
- 文字列の値を書き換えてみよう
- 文字列と文字列を結合してみよう
1.文字列とは?
まずは、Javaにおける文字列について理解しましょう。
文字列とは、その名の通り、人が読むためのメッセージなどの文字情報を扱います。
“こんにちは”、”Hello World”、”你好”、”12345″など、さまざまな言葉がありますが、どのような言葉でもJavaでは全て文字列で扱います。
Javaで文字列を管理する場合、Stringという型を明示的に示す必要があります。
イメージしやすく例えると、荷物を郵送する時に段ボールに貼るラベルだと思ってください。
段ボールの中身に、どんな情報が入っているかは分かりませんが、「こんにちは」、「Hello」、「田中太郎」などこの中に入っているのは、文字列ですよ、というラベルがあればどう扱えばいいか分かります。
実際のJavaで書いた時の例を以下に示します。
String name = "田中太郎";
先程の段ボールで例えると、文字列というラベルが着いたタンボールの中身に「田中太郎」という情報が入っているようなイメージです。
2.文字列の値を書き換えてみよう
Javaの文字列について理解できたら、文字列に対して処理を行ってみましょう。
1で書いた例を使って、文字列の書き換えを行います。
String name = "田中太郎";
name = "ジョン・スミス";
上記の例では、nameの中身が田中太郎から、ジョン・スミスに書き変わりました。
nameという箱の中にいた、田中太郎は追い出されて、新しくジョン・スミスという文字列が段ボールに入りました。
ちなみに、この段ボールの箱をJavaでは「変数」と言います。
ここまでを纏めると
String というラベルを貼った、nameという箱 = 変数に、ジョン・スミスという文字列を格納したと表現できます。
3.文字列と文字列を結合してみよう
最後は、文字列と文字列の結合を知りましょう。
今までのやってきたことを、組み合わせることで2つ以上の文字列を1つの文字列に合体することができます。
以下の例を見てみましょう。
String greeting = "こんにちは、私の名前は、";
String name = "田中太郎";
System.out.println(greeting + name);
===========出力結果===========
こんにちは、私の名前は、田中太郎
「こんにちは、私の名前は、」と「田中太郎」を+記号でくっつけることができました。
この時の処理は以下のようなイメージです。
算数のように、文字と文字を足し算して、一つの長い文字列が作れるのは、とても分かりやすいですね。
ちなみに、Javaに限らずほとんどの開発言語でも同じような処理を提供しています。
是非、変数という概念と、文字列にStringという型を使うことを覚えておきましょう。
文字同士で結合したり、「System.out.println」でコンソールに文字を出せるのも、Stringというラベルをつけているからなのです。
今回の記事は、ここまでです、次回はもっとJavaの文字列で色々な処理ができることを勉強していきましょう。
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以上、Javaで文字列の基本的な使い方(前編)を紹介してみました。
この情報が皆さんの人生のお役に立てれば幸いです。
エンジニアとして日本のITリテラシーを高めていきたいと共感して頂いた人は、是非このブログの拡散とyoutubeの方も見ていただけると嬉しいです。
記事を最後まで見ていただきありがとうございました。
執筆者: hiroエンジニア