こんにちは
エンジニアのhiroです。
今回は、私が実践しているおすすめの勉強法の1つとして、ベンダー資格の問題集を買って勉強するというやり方を紹介したいと思います。
この記事は、こんな人を対象に書いてます。もちろんそれ以外の人でも興味がある方は是非読んでいってください。
- ITエンジニアで、技術の勉強しなきゃいけないのに身に入らないと思ってる
- 未経験だけどITエンジニアになるためにどんな勉強をすれば良いか知りたい
私も資格勉強を、1つ方法としてを技術勉強に採用しています。
ベンダー資格の問題集を買うべき3つの理由
- 体系的に特定の技術を勉強できる
- 問題集の問題を、試す事ができる
- 資格に合格すればアピールポイントが増える
それでは、一つずつ解説していきますね。
1.体系的に特定の技術を勉強できる
まず、一つ目の体系的に特定の技術を勉強できる、という点について。
例えばJava SE 11認定試験の場合、Javaを保守サポートしているOracleが問題を作っています。これは非常に強い意味を持ちます。
つまりJavaという言語をサポートしているベンダーが、Javaを使うエンジニアに知って欲しい技術を網羅してもらうために問題を作っているので、公式以外の参考書に比べて体系的にJavaという言語を勉強できます。
例えば、Javaだと、クラスの継承という概念があるのですが、きちんと仕組みを理解してないと想定外の動きをさせてしまう可能性があります。
その辺りの細かい挙動をちゃんと理解してますか?と確かめるために問題が作られているので言語の仕様を把握する上で非常に効果的です。
また、エンジニアとして勉強始めたばかりでプログラム自体が初めて、という人にはハードルが高いため、そういう方は優しく概念を説明してくれる参考書から入ることをオススメします。
しかし、初級〜中級のエンジニアが、もっと深く特定の言語や技術を知りたいとなった時に、ベンダー資格は非常に役に立ちます。
あらかじめ、JavaやLinuxなどの知識を体系的にインプットしておくことで、開発をする時にいちいち調べずに済むため、開発スピードが上がります。
また、時間が経って例え忘れてしまっても、一度しっかり勉強したものは身についているので、確かこんなことができたはず、という前提知識がある上で調べるので答えに辿り着くのが早くなります。
2.問題集の問題を、試す事ができる
こちらは、ベンダー資格を買うべき理由でもあり、私のおすすめする勉強方法の一つでもあります。
例えば、Java Sliverや Java Gold の場合、1つの問題につき4つのサンプルコードがついており、どれが正しい動きかなどの問題が出たりします。
その問題を実際に、自分のパソコンで実行してみることで、Javaの動きを体感する事ができるのです。
このJavaのコードを体感するという経験は、特に初級のエンジニアにとってとても良い経験値になります。
そこからサンプルコードに手を加えて、ここをいじったらどうなるかと応用して色々なことが試しやすいからです。
特に問題を見ただけでは、何をしているかよく分からないコードは自分で同じコードを書いて試すと理解が深まります。
そうして多くの問題を解き、場合によっては自分で動かすことで、段々と試さなくてもソースコードを見ただけでどうなるか分かるように成っていきます。
そうなればソースコードレビューができる上級のエンジニアに1歩近づく事ができるのです。
3.資格に合格すればアピールポイントが増える
資格取得に関しては、賛否両論の意見があります。
資格をとっても就職や転職に役に立たないとか、資格持ってても仕事ができないと意味がないとか
色々言われたりすることもありますよね?笑
確かに、私も資格だけあれば、就職や転職が万事うまくいくとは思っていません。
しかし、エンジニアとして仕事をしていて仕事ができるなと感じたり、その技術のことを詳しく知っているなと思う方は、その分野で資格をとっている方が多いです。
それに、資格自体が就職・転職の役に立たなくても、例えば面談の時に現場のエンジニアの方と雑談などで、資格勉強をしていて気づいたJavaの面白さや、Javaのこの仕様を理解するのに苦労した話などができる可能性があります。
結論、資格は無いよりあったほうが良いのは間違い無いです。
考え方としては、資格を取るために勉強するのではなく、体系的に技術知識を習得したいという目的を達成するためにし勉強し、結果として資格が付いてくると思えば良いかと思います。
===============
以上、ベンダー資格の問題集を買うべき3つ理由について解説してみました。
この情報が皆さんの人生のお役に立てれば幸いです。
エンジニアとして日本のITリテラシーを高めていきたいと共感して頂いた人は、是非このブログの拡散とyoutubeの方も見ていただけると嬉しいです。
記事を最後まで見ていただきありがとうございました。
執筆者: hiroエンジニア