今回は、エンジニア初級でLINUX触った事がないという人向けに、まず覚えるべきコマンドを5つ紹介します。
仕事をする中で使う頻度が高いコマンドを集めてみました。
もし前編を見てない方がいれば、こちらもご覧ください。
初心者がまず覚えるべきLINUXコマンド５選-後半
- mv
- cp
- rm
- mkdir
- rmdir
選定基準は、仕事で使う頻度が高い、もしくは知っていれば問題解決の助けとなるものを選びました。これからエンジニアになりたい人は、このブログを毎日読むことでいつの間にかレベルアップしていると思うので一緒に勉強していきましょう。
1つ目は、最も初歩的なコマンドである「cd」です。
1.mv
今回の5選はどれも、ファイル操作や、ディレクトリ操作になりますが、その中でも使用頻度の高い「mv」について見ていきましょう。
mvは、「move」を意味しており、ファイルの移動や、ファイル名の変更が可能です。
$ mv nginx.conf nginx.conf.org上記の例では、「nginx.conf」を「nginx.conf.org」にファイル名の変更をしております。
$ mv nginx.conf ./old/上記の例では、ファイル名は変更してませんが、ファイルを「old」というディレクトリ配下に移動してます。
もちろん、以下のようにファイル名とフォルダ移動を一緒にすることも可能です。
$ mv nginx.conf ./old/nginx.conf.org2.cp
続いて、「cp」コマンドです。
「cp」コマンドは、「copy」の略でファイルをコピーしたい時に利用します。
$ cp nginx.conf nginx.conf.org
$ ls
nginx.conf nginx.conf.orgコピー元の「nginx.conf」が残った上で、「nginx.conf.org」が作られました。
元データも残しておきたい時に使いましょう。
3.rm
3つめは、「rm」コマンドです。
「rm」コマンドは、「remove」の略で、ファイルを削除する時に使います。
rm nginx.conf削除するときは、本当に消すかでyesとnoが表示されます、「-f」をつけることで強制的に削除可能です。
また、フォルダごと、中に入っているデータを消す場合は以下のコマンドを使います。
rm -rf nginxこれで、nginxのフォルダごと全て削除できますが、間違って消してしまったら２度と戻せないので注意して使いましょう。
4.mkdir
4つめは、「mkdir」コマンドです。
「mkdir」コマンドは、「make directory」の略で、新しくフォルダを作ることができます。
$ mkdir work上記のコマンドで、workというフォルダを作ることができました。
また、-Pのオプションで、複数の階層まで一気に作ることが可能です。
$ mkdir -P work/20210426/user5.rmdir
最後は、「rmdir」コマンドです。
「rmdir」コマンドは「remove directory」の略で、フォルダを削除します。
$ rmdir workrmdirは、ディレクトリの中身が空の時しか使えません、中身のあるフォルダで実行するとエラーになります。
中身ごと削除する場合は、rmコマンドを使いましょう。
$ rm -rf work
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以上、初心者がまず覚えるべきLINUXコマンド５選-後半について紹介してみました。
この情報が皆さんの人生のお役に立てれば幸いです。
エンジニアとして日本のITリテラシーを高めていきたいと共感して頂いた人は、是非このブログの拡散とyoutubeの方も見ていただけると嬉しいです。
記事を最後まで見ていただきありがとうございました。
執筆者: hiroエンジニア