こんにちは
エンジニアのhiroです。
今回は、これからエンジニアになりたい人、もしくは現役エンジニアに向けてオススメの開発言語TOP5を紹介します。
この記事は、こんな人を対象に書いてます。もちろんそれ以外の人でも興味がある方は是非読んでいってください。
- ITエンジニアになりたい人
- 現在エンジニアで何から勉強すべきか悩んでいる人
【前提】
あくまで、私個人の経験に基づく主観の記事です。開発言語ごとの案件数や開発言語事の平均報酬額などの統計を取った客観的なデータではないことをご留意ください。
また、皆さんの取り組むべき開発言語は、皆さんの置かれている状況によって変わりますので、これから新しい技術を勉強したい、チャンレジしたいという方は参考情報としてご覧ください。
それでは早速、ランキングを見ていきましょう。
2021年hiroエンジニアの選ぶオススメの開発言語TOP5
- JavaScript(ECMAScript)
- Python
- Ruby
- Java
- GO
1.JavaScript(ECMAScript)
- 仕事の需要 ★★★★★
- 汎用性(※) ★★★★★
- 案件の単価 ☆☆★★★
- 学習コスト ☆★★★★
※その言語を覚えると他の開発言語の学習に役立つモノを汎用性と私は定義してます。
はい、定番の第一位ですね、色々なサイトで人気の開発言語で調べるとかなりの確率で一位になっていることが多いJavaScriptです。
私が特におすすめしている理由は、仕事としての需要が多いからです。何故ならバックエンド側の開発言語はJava、Ruby、PHP、GO、Pytho、C#など沢山の種類がある中で、フロントエンドは、JavaScript一択だからです。
少し古いプロジェクトではJQuery、最近のフロントエンドではReact.js、Vue.js、Angular.jsなど様々なJavaScriptフレームワークが存在していますが、どれも全てJavaScriptをベースとしています。
一昔前は、JavaScriptは型がない、クラスもなかったため、開発言語としては悪い意味で自由度の高すぎて解読が複雑になっていたり、処理名が長いために、可読性が悪かったりと使いにく部分が多かったです。
しかし2015年からECMAScriptという新しいJavaScriptの標準化が行われ、定数、変数、Ajax処理、クラスの定義など、多くの機能が標準で追加されフロントエンドで JavaScriptが出来るエンジニアの需要が高まってます。
バックエンドの技術と比べ、画面ですぐに動作を試せるために学習コストもやや低く(他の言語に比べ)、特にプログラミング初級者が始めるのにオススメな開発言語です。
2.Python
- 仕事の需要 ☆★★★★
- 汎用性(※) ☆☆★★★
- 案件の単価 ☆★★★★
- 学習コスト ☆☆★★★
※その言語を覚えると他の開発言語の学習に役立つモノを汎用性と私は定義してます。
第二位は、pythonです。pythonをオススメする理由としては、バックエンドの中でコンパイルが不要なスクリプト言語でプログラミング初級者にも学習しやすく、且つ機械学習等で使われており現在、需要が伸びている言語だからです。
pythonは画像処理や複雑な計算をするときのスクリプトとしても使いやすく、フレームワークと組み合わせることで、Webアプリケーションとしても活用できます。
また、pythonはフレームワークや、機械学習用のモジュールなど、様々な便利なモジュールをpipというもので管理できるため、ITエンジニアは一からモノを作らずとも便利な機能をアドオンすることができるのです。
今後、ますます機械学習等の需要が高まることが予想されるため、pythonのスキルを持っておくことは、ITエンジニアにとって非常にメリットが大きいと思われます。
3.Ruby
- 仕事の需要 ☆☆★★★
- 汎用性(※) ☆☆☆★★
- 案件の単価 ☆★★★★
- 学習コスト ☆☆★★★
※その言語を覚えると他の開発言語の学習に役立つモノを汎用性と私は定義してます。
第三位は、rubyです。rubyをオススメする理由としては、Webアプリケーションを作る上で非常にメリットが大きいからです。
WebアプリでRubyを採用するメリットとしては以下があります。
- Rubyの組み込み機能が豊富で短いコードで処理を作れる
- Webフレームワークが、Ruby on Railsほぼ1強で他のフレームワークを覚える必要がない
- 設定よりも規約という思想のためどの開発現場に入っても同じ設計になっているため、すぐに開発できる
- 画面のフレームや、バックエンドからの受け渡しもスムーズ
上記の中で、特に注目したいのが赤文字の2点です。PHP、Java、Pythonなどそれぞれの開発言語でWeb開発をする時に厄介なのが、Webフレームワークの種類が多いという点です、それぞれにメリットデメリットがありプロジェクトや、開発現場によって採用しているものが異なるため、学習コストが高いです。
それに対してRubyの場合は、ほぼRuby on Rails一択のため、特殊な現場に入らない限り覚えるWebフレームワークが1種類で済みます。
また、プロジェクトごとに独自の思想を持っていることもないため、Ruby on Railsを勉強していれば、どの現場でも少ない学習コストで開発に入れます。
(Javaなどは、フレームワークに加え、プロジェクト独自の設定などを学習してから開発に入るため、どうしても時間が掛ってしまいます)
また、様々なWebフレームワークを使った中で、Rubyでの画面開発はとても簡単にできたので個人的にWeb開発ならRubyを推しています。
4.Java
- 仕事の需要 ☆★★★★
- 汎用性(※) ☆★★★★
- 案件の単価 ☆☆★★★
- 学習コスト ☆☆☆★★
※その言語を覚えると他の開発言語の学習に役立つモノを汎用性と私は定義してます。
第四位は、Javaです。javaをオススメする理由としては、Javaを採用している企業が多く、Webアプリのみならず、Android開発、組み込み開発、その他ツールでの開発など、様々な用途で使用されているからです。
案件の単価に関しては、RubyやPythonなどと比べると、Javaは歴史が長く、Javaのスキルセットを持つエンジニアもそれなりに多いため少し安めです。
また、学習コストに関しては、RubyやPythonといったスクリプト言語に比べると、少し学習コストが高めです。
Webフレームワークに関しては、今までいくつもフレームワークが登場しましたが、今ではサポートが切れてしまい利用されなくなった物も多いです。
Javaを覚えることで、型の考え方や、Javaでのメモリの管理などの知識が付くため、他の開発言語を学習する時にもとても役立ちます。
もしこれからJavaでの勉強を考えている方にオススメのフレームワークはSpringフレームワークです。DIやAOPなど便利な設計思想が使われています。
JavaはOracleで保守 / 管理されているため、これからも長い間、多くの企業で使われることはほぼ間違いないと思っているので、ITエンジニアとして学習しておいて損はないかと思います。
5.GO
- 仕事の需要 ☆☆☆★★
- 汎用性(※) ☆☆☆★★
- 案件の単価 ☆★★★★
- 学習コスト ☆☆★★★
※その言語を覚えると他の開発言語の学習に役立つモノを汎用性と私は定義してます。
第五位は、私も現在勉強中のGoです。Goをオススメする理由としては、なんと言ってもGoogleが開発したオープンソースという点です。
彼らは、日々大量アクセスされるプロダクト(Youtube等も)を運営もしているため、大量アクセスの考慮をする必要がありますが、GO言語を使うことで高速の処理を提供できたり、Webサーバーの作成の機能を提供してます。
現在は、動画投稿が昔より当たり前になってきているため、より容量の大きいコンテンツを提供したり、大量にアクセスされる可能性が増えています。
そんな中で、GO言語の需要は、ますます高くなると思われますし、開発言語を管理しているのがGoogleのため、今後の保守性についても安心できます。
とはいえ、一位から四位までの開発言語に比べると求人数が、まだ少ないという印象です。
既にバックエンドで開発スキルを持ったエンジニアが第2のスキルとして習得するにはオススメの開発言語です。
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以上、hiroエンジニアの選ぶオススメの開発言語TOP5について紹介してみました。
この情報が皆さんの人生のお役に立てれば幸いです。
エンジニアとして日本のITリテラシーを高めていきたいと共感して頂いた人は、是非このブログの拡散とyoutubeの方も見ていただけると嬉しいです。
記事を最後まで見ていただきありがとうございました。
執筆者: hiroエンジニア